［歴史②］世界史

ヴィラ・ローボス

ヴィラ・ローボス

ヴィラ・ローボスの生涯・経歴

ヴィラ・ローボス（1887-1959）は、ブラジルの作曲家である。

NHK-FM（東京） 『プロコフィエフの交響曲第5番 - クラシックの庭』 2025/3/5放送

1887年ブラジルのリオデジャネイロで生まれた。

音楽を愛する家族のもとでチェロやクラリネットを教わり、下町で民衆が奏でる音楽を聴きながら育った。

しかし、作曲はほぼ独学で、クラシック音楽と民族音楽を融合させた独自のスタイルを確立していった。

NHK-FM（東京） 『プロコフィエフの交響曲第5番 - クラシックの庭』 2025/3/5放送

ヴィラ・ローボスの作品

ブラジル風バッハ

ブラジル風バッハはヴィラ・ローボスらしいスタイルで描かれた代表作の1つ。
10年ほどの間に様々な編成のために書かれ、全部で9曲が作曲された。

NHK-FM（東京） 『プロコフィエフの交響曲第5番 - クラシックの庭』 2025/3/5放送

第9番

第9番は1945年に作曲された作品。
前奏曲とフーガというバロック時代の形式を用い、敬愛するバッハへのオマージュになっている。
元々は無伴奏の合唱を想定して書かれていたが、非常に難しいため弦楽合奏で演奏することが許されている。

NHK-FM（東京） 『プロコフィエフの交響曲第5番 - クラシックの庭』 2025/3/5放送

ギター曲

ギターはブラジルの下町で歌われる音楽の伴奏に欠かせない楽器であった。ヴィラ・ローボスも幼いころからギターに親しみ、自分でも演奏することができた。

NHK-FM（東京） 『プロコフィエフの交響曲第5番 - クラシックの庭』 2025/3/5放送

5つの前奏曲

1940年に作曲されたギター独奏のための作品。

NHK-FM（東京） 『プロコフィエフの交響曲第5番 - クラシックの庭』 2025/3/5放送