［歴史②］世界史

ヴォルフ・フェラーリ

ヴォルフ・フェラーリ

ヴォルフ・フェラーリの生涯・経歴

ヴォルフ・フェラーリ（1876-1948）はイタリアの作曲家である。

1876年ベネチアで生まれた。

画家だった父がドイツ人であったこともあり、ミュンヘンで作曲家ラインベルガーのもとで作曲を学ぶ。

イタリアに帰国した後は作曲活動を開始し、「マドンナの宝石」をはじめとするオペラの作曲で名声を確立していった。

また、ベネチアの音楽院の校長、ザルツブルクのモーツァルテウムの作曲教授も務めた。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ 特集 ストリングスに魅せられて(3)』 2023/11/15放送。小学館 『日本大百科全書』

ヴォルフ・フェラーリの作品

オペラ（歌劇）

マドンナの宝石

今日ではオペラ全曲が演奏されることはあまりなく、2つの間奏曲、特に第2幕前の第1間奏曲が親しまれ、コンサートでも単独で演奏されている。

マドンナの宝石 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/マドンナの宝石

第1間奏曲

このオペラには2つの間奏曲があるが、第1幕と第2幕の間で演奏される第1間奏曲は弦楽器によって奏でられる哀愁を帯びたメロディーが大変美しく切なさを誘う音楽で、イージーリスニングのストリングオーケストラでもよく演奏され、愛されている。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ 特集 ストリングスに魅せられて(4)』 2023/11/16放送

弦楽合奏曲

弦楽セレナード

まだミュンヘンで音楽を学んでいた1893年頃に作曲されたと考えられている。17歳ごろに作曲した最も初期の作品の1つだが、優れた技術で書かれた魅力的な作品。全4楽章。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ 特集 ストリングスに魅せられて(3)』 2023/11/15放送