［歴史②］世界史

ナディア・ブーランジェ

ナディア・ブーランジェ

ナディア・ブーランジェの生涯・経歴

ナディア・ブーランジェ（1887-1979）はフランスの作曲家である。

NHK-FM（東京） 『魅惑のデュオ(3)デスポン&スタネフ - ベストオブクラシック』 2024/10/23放送

1887年にパリで生まれた。

10歳でパリ国立高等音楽院に入学し、作曲を学んだ。このときの教師にはフランスを代表する作曲家フォーレもいた。

ブーランジェは多彩な音楽家で、作曲のほかピアニスト、オルガニスト、指揮者、さらに教育者としてヨーロッパやアメリカ各国で活躍した。
その功績は世界的に認められ、各国から数々の賞も受けた。

NHK-FM（東京） 『魅惑のデュオ(3)デスポン&スタネフ - ベストオブクラシック』 2024/10/23放送

ナディア・ブーランジェの作品

作風・音楽傾向など

ドビュッシーの影響

ナディア・ブーランジェは作曲家としては歌曲や室内楽曲の分野を中心に作品を残している。

その作風は調整音楽を土台としながら、転調を巧みに取り入れていてドビュッシーの影響が指摘されている。

NHK-FM（東京） 『魅惑のデュオ(3)デスポン&スタネフ - ベストオブクラシック』 2024/10/23放送

室内楽曲

チェロとピアノのための3つの小品

1914年27歳になる年の作品。
第1曲と第2曲はたうたうような雰囲気の中に美しい旋律や印象的な響きが浮かび上がる。最後の曲は一転激しいリズムと異国情緒に満ちた旋律が目まぐるしく展開され、一気に駆け抜ける。

NHK-FM（東京） 『魅惑のデュオ(3)デスポン&スタネフ - ベストオブクラシック』 2024/10/23放送