[歴史②]世界史

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カプースチン


カプースチン

カプースチンの生涯・経歴

カプースチン(1937-2020)は、ウクライナ生まれのロシアの作曲家である。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルー』 2023/3/14放送


1937年、ウクライナのドネツク州に生まれた。
モスクワ音楽院でクラシックピアノを学びながらも、在学中からジャズの演奏やジャズの要素を用いた作曲に関心を持ち、 卒業後はピアニスト、作曲家、編曲家として活動した。卒業後およそ20年にわたってジャズ・オーケストラと仕事を続けながら、主にオーケストラやビッグバンドのための音楽を作った。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルー』 2023/3/14放送。NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」』 2023/1/10放送

1980年代半ばからは作曲に専念しながら自作の演奏活動を続けた。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルー』 2023/3/14放送

カプースチンの作品

作風

カプースチンの作品はクラシックの伝統的な手法とジャズの手法に加え、ロシア的な要素などが絶妙に溶け込んでいる。即興演奏と思われる部分も綿密に計算され、楽譜に書かれている。
それについてカプースチン自らが「私はジャズミュージシャンではないし、本物のジャズピアニストでもない。即興にも興味はない。ただ、ジャズが私の作曲に大きな役割を果たしているのは確かで、クラシックという形式にジャズという色彩を加えているのだ」と語っている。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルー』 2023/3/14放送

協奏曲
ヴァイオリン、ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲 作品105

2002年作曲。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルー』 2023/3/14放送

ピアノ曲
8つの演奏会用エチュード 作品40

この作品は、カプースチンのピアニズムが集約された代表作の1つである。スイングやブギウギなどのジャズの要素やロックやラテンのリズムを特徴とする技巧的な8つの曲から構成されている。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」』 2023/1/10放送



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