［歴史②］世界史

シェック

シェック

シェックの生涯・経歴

シェック（1886-1957）は、スイスの作曲家・指揮者である。

NHK-FM（東京） 『ニルセンの管楽五重奏曲 - クラシックの庭』 2025/1/15放送

1886年にスイスの観光名所ルツェルン湖にほど近いブルンネンというのどかな村で、風景画家の父のもとに生まれた。

一度は美術の道へ進むが、すぐに音楽家を志してスイスのチューリッヒ芸術大学やドイツのライプツィヒ音楽院で学んだ。

30歳になる頃から作品が注目されるようになり、指揮者としても活躍する。

ストラヴィンスキーやベルクといった同じ時代の作曲家たちに刺激を受けながら作曲を行い、1957年70歳で亡くなるその年まで音楽活動を続けた。特に歌曲の分野に情熱を持って取り組み、数多くの作品を残した。

NHK-FM（東京） 『ニルセンの管楽五重奏曲 - クラシックの庭』 2025/1/15放送

シェックの意義・評価

1980年代半ばから、ディートリヒ・フィッシャー＝ディースカウや白井光子の地道な努力によりシェックの再評価が始まった。

オトマール・シェック - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/オトマール・シェック

シェックの作品

協奏曲

バイオリン協奏曲 変ロ長調 作品21「幻想曲風」

この作品は1912年26歳になる年に完成された。シェックの美しい旋律を生み出す力に触れられる作品。
音楽は3つの楽章で書かれていて、バイオリンは堂々たる主役であり続ける。

NHK-FM（東京） 『ニルセンの管楽五重奏曲 - クラシックの庭』 2025/1/15放送