イッポリトフ・イワーノフ

イッポリトフ・イワーノフの生涯・経歴

イッポリトフ・イワーノフ（1859-1935）はロシアの作曲家である。

NHK-FM（東京）『モーツァルトのピアノ・ソナタ「トルコ行進曲付き」 - クラシックの庭』 2025/1/7放送

1859年に生まれた。

リムスキー・コルサコフの優秀な弟子であり、チャイコフスキーの勧めでモスクワ音楽院で教鞭をとった。

NHK-FM（東京）『モーツァルトのピアノ・ソナタ「トルコ行進曲付き」 - クラシックの庭』 2025/1/7放送

イッポリトフ・イワーノフの作品

代表作

今日、彼の曲は滅多に演奏されないが、第4曲「酋長の行進」が有名な管弦楽組曲「コーカサスの風」（1894年）は別である。

ミハイル・イッポリトフ＝イワノフ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ミハイル・イッポリトフ＝イワノフ

管弦楽曲

組曲「コーカサスの風景」作品10

イッポリトフ・イワーノフはチャイコフスキーの勧めでモスクワ音楽院で教鞭をとる傍ら、コーカサス地方の音楽にも強い関心を持った。
コーカサス地方はカスピ海と黒海に挟まれ、北をロシア、南をトルコとイランに囲まれた地域である。5000m級の山が連なる山岳地帯に言葉や文化、宗教の異なる様々な民族集団が複雑に入り組んで暮らしている。
イッポリトフ・イワーノフは1882年から93年におよそ11年かけてコーカサスの各地を回りながら、そこで育まれた豊かな音楽文化を研究した。
その成果としてまとめ上げられたのがこの組曲である。作品全体は4つの曲で構成されている。このうち有名な第4曲「酋長の行進」では司令官に率いられたオスマン帝国の軍隊がにぎやかに行進する様子が感じられる。

NHK-FM（東京）『モーツァルトのピアノ・ソナタ「トルコ行進曲付き」 - クラシックの庭』 2025/1/7放送