カバレフスキー
カバレフスキー
カバレフスキーの生涯・経歴
カバレフスキー(1904-1987)は、ソ連時代に活躍した作曲家である。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番』 2023/10/12放送
1904年にロシア帝国時代のサンクト・ペテルブルグに生まれた。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番』 2023/10/12放送
スクリャービン音楽学校を経て、モスクワ音楽院でピアノと作曲を学ぶ。
作曲の師ミヤスコフスキーの影響を受けた作品ののち、プロレタリア芸術の賛歌ともいうべき「戦いの詩」(1930)を発表し、社会主義リアリズムに沿った作品を次々に作曲して大きな成功を収めた。
早くから旺盛な評論活動を行い、ソ連の音楽行政上の要職を歴任し、1932年以来モスクワ音楽院で教鞭をとるほか、国際的に演奏旅行するなど幅広く活躍した。
小学館 『日本大百科全書』
カバレフスキーの作品
作風
カバレフスキーは子供向けの作品や平易なわかりやすい作品が多かったため、同時代のショスタコーヴィチとは対照的に政府の目指す音楽との板挟みになるような苦しみもなく活動できたと言われている。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番』 2023/10/12放送
協奏曲
バイオリン協奏曲 ハ長調 作品48
若い世代のために作られたもので、バイオリンを学ぶ際にもよく演奏されている軽量でリズミカルな作品である。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番』 2023/10/12放送
組曲
組曲「道化師」作品26
カバレフスキイが子供向けの劇音楽をもとに10曲からなる管弦楽用の組曲にしたもので、運動会などでもおなじみの楽しい作品である。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番』 2023/10/12放送
第2曲「ギャロップ(道化師のギャロップ)」は、日本の運動会でよく使われる楽曲として、非常に有名。
ドミトリー・カバレフスキー - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ドミトリー・カバレフスキー
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