オーストリア―フックス
フックス
フックスの生涯・経歴
フックス(1660-1741)はオーストリアの作曲家・音楽理論家である。
平凡社 『世界大百科事典』。NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽フックスの作品(1)』 2022/08/31放送
自作のミサ曲を聴かれたのを機に皇帝レオポルト1世のお気に入りとなり、ウィーンに出た。宮廷楽長としてウィーンの楽界に君臨した。
平凡社 『世界大百科事典』
フックスの音楽史における位置づけ
バロック音楽
フックスの意義・評価
対位法の大家
フックスの対位法の理論書はバッハが所有し、モーツァルトやベートーヴェンが教科書として用いるほど影響力があった。
NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽フックスの作品(1)』 2022/08/31放送
フックスの作品
フックスの作品は教則本にも取り上げられ、ピアノ初心者にもフックスの小品はなじみが深い。
ヨハン・ヨーゼフ・フックス - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ヨハン・ヨーゼフ・フックス
器楽曲
器楽曲にはフランス(リュリ)やイタリア(コレッリ)の影響がみられる。
ヨハン・ヨーゼフ・フックス - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ヨハン・ヨーゼフ・フックス
カプリッチョとフーガ ト短調
チェンバロのための作品。全6曲の組曲。
NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽フックスの作品(1)』 2022/08/31放送
4声のソナタ ト短調
フックスの対位法の技術がよく発揮されている作品。
楽章に分かれていないが、3楽章構成になっている。
NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽フックスの作品(1)』 2022/08/31放送
器楽のための音楽集
合奏で演奏するためのセレナータや序曲、シンフォニアなど合わせて7曲収められている。
NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽フックスの作品(1)』 2022/08/31放送
シンフォニア ヘ長調
曲集の最後に置かれた作品。全4楽章。フルートとオーボエ、そして通奏低音というトリオ・ソナタの編成。
NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽フックスの作品(1)』 2022/08/31放送
ロンドー ハ長調
この作品は合奏で主題を弾くと、ヴァイオリンがその主題に基づいた自由な変奏を繰り広げて、そしてまた再び主題が戻ってくるリトルネッロの形式で書かれている。
NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽フックスの作品(1)』 2022/08/31放送
序曲 ニ短調
第1曲目の「フランス風序曲」の後に6曲の舞曲と小品が続く組曲。
第1曲の「フランス風序曲」では、まずは王の登場を告げるようなゆったりとした付点のリズムで始まり、その後、快活な付点リズムのフーガによるアレグロになる、そして、また最後には重厚なテンポの付点のリズムが戻ってくるという構成で、典型的なフランス風序曲である。
NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽フックスの作品(2)』 2022/9/1放送
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