対位法
対位法とは
対位法の定義・意味など
対位法(たいいほう)とは、西洋音楽で、複数の独立した旋律を同時に組み合わせて構成する作曲技法をいう。
岩波書店 『広辞苑 第六版』。小学館 『日本国語大辞典』
対位法の位置づけ・体系(上位概念等)
音楽理論
対位法は西洋音楽の音楽理論の根幹である。
対位法と並び、西洋音楽の音楽理論の根幹をなすものとして和声法がある。
対位法 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/対位法
対位法の形式
フーガ
対位法の中で最も重要な形式の1つはフーガである。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ベートーベンのピアノ・ソナタ第31番』 2023/8/24放送
対位法の歴史
ルネサンス
パレストリーナ
16世紀に現れたパレストリーナの様式が対位法の模範とされる。
岩波書店 『広辞苑 第六版』。対位法 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/対位法
フックス
フックス(1660-)はウィーンの宮廷で活躍した作曲家・理論家で、対位法の大家である。
フックスの対位法の理論書はバッハが所有し、モーツァルトやベートーヴェンが教科書として用いるほど影響力があった。
NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽フックスの作品(1)』 2022/08/31放送
バロック
バッハ
バッハはバロック時代、対位法を集大成して数々の壮麗なフーガを残した。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ベートーベンのピアノ・ソナタ第31番』 2023/8/24放送
古典派
古典派以降はメロディーと伴奏による作曲が中心となっていった。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ベートーベンのピアノ・ソナタ第31番』 2023/8/24放送
ベートーヴェン
ベートーヴェンの時代になると対位法は古めかしい作曲技法と考えられるようになっていた。
しかし、ベートーヴェンは対位法をしっかり継承し、「弦楽四重奏曲 第13番 作品133「大フーガ」」や「ピアノ・ソナタ 第29番 作品106「ハンマークラヴィーア」」で充実したフーガを作曲した。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ベートーベンのピアノ・ソナタ第31番』 2023/8/24放送
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