室内楽曲―トリオ・ソナタ
トリオ・ソナタとは
トリオ・ソナタの定義・意味など
トリオ・ソナタとは、バロック時代に数多く作られた室内楽の1ジャンルで、通常はヴァイオリンやフルートなどの2つの独奏楽器と伴奏を担当するチェロやチェンバロなどの通奏低音の合わせて3パートからなる音楽をいう。
通奏低音は旋律楽器であるチェロ、そして和声楽器であるチェンバロなど2人から3人などで構成されることが多く、合計4、5人、あるいはそれ以上の合奏になるのが一般的である。
NHK-FM(東京) 『古楽の楽しみ ▽バッハのトリオ・ソナタ(1)』 2022/08/29放送。NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ サン・サーンスのクリスマス・オラトリオ』 2023/12/20放送
トリオ・ソナタの位置づけ・体系(上位概念等)
室内楽
トリオ・ソナタはバロック時代における室内楽の代表的形態である。
小学館 『日本大百科全書』
トリオ・ソナタの歴史
コレッリ
コレッリの優美なトリオ・ソナタ集はヨーロッパ各地で好まれ、このジャンルの模範となった。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ バッハのブランデンブルク協奏曲第4番』 2023/7/26放送
バッハ
6つのトリオ・ソナタ BWV525-530(Trio Sonata)
バッハはオルガンが1人で演奏できるトリオ・ソナタの作品を6曲残している。この6曲のトリオ・ソナタ集はバッハがライプツィヒの聖トーマス教会の音楽監督にあたるカントールに就任したのち1727年から32年頃にかけてまとめられたと考えられている。当時10代の長男の教育用に作曲された。
NHK-FM(東京)「古楽の楽しみ」20/8/30放送
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 20 ページ]
- 交響曲
- 協奏曲
- 協奏曲―リトルネッロ形式
- 協奏曲―合奏協奏曲
- 協奏曲―弦楽のための協奏曲
- 協奏曲―独奏協奏曲―ピアノ協奏曲
- 協奏曲―協奏交響曲
- 管弦楽曲―交響詩
- 室内楽曲―トリオ・ソナタ
- 室内楽曲―重奏
- 室内楽曲―重奏―ピアノ三重奏曲
- 室内楽曲―重奏―ピアノ四重奏曲
- 室内楽曲―重奏―弦楽三重奏曲
- 室内楽曲―重奏―弦楽四重奏曲
- 室内楽曲―重奏―弦楽五重奏曲
- 室内楽曲―重奏―弦楽六重奏曲
- 室内楽曲―ディヴェルティメント
- ピアノ曲―連弾
- 吹奏楽
- 吹奏楽―軍楽隊
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ