協奏曲―合奏協奏曲
合奏協奏曲とは
合奏協奏曲の定義・意味など
合奏協奏曲とは、楽団の全員が演奏する大きな合奏のグループと室内楽のようにトリオないしはそれに近い編成の独奏のグループがコントラストをつけながら交代していくバロック音楽の典型的な器楽形式をいう。バロック時代を代表する器楽のジャンルの1つである。
NHK-FM(東京) 『クラシックの庭 メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」』 2024/5/1放送。小学館 『日本国語大辞典』。NHK-FM(東京) 『合奏協奏曲の魅力 - 古楽の楽しみ - NHK』 2024/9/5放送
合奏協奏曲の位置づけ・体系(上位概念等)
協奏曲
合奏協奏曲は協奏曲のうち歴史的に最も古い器楽形式で、バロック時代特有の協奏曲形式である。
平凡社 『世界大百科事典』。三省堂 『スーパー大辞林』。
合奏協奏曲と協奏曲との大きな違いは、合奏協奏曲は複数の独奏者がいるのに対し、協奏曲は主に1人のソリストが中心となる点である。
合奏協奏曲の歴史
合奏協奏曲はイタリアで生まれた。
NHK-FM(東京) 『合奏協奏曲の魅力 - 古楽の楽しみ - NHK』 2024/9/5放送
合奏協奏曲の具体例
合奏協奏曲はコレッリ、ヴィヴァルディ、ヘンデルらの作品に代表される。
小学館 『日本国語大辞典』
コレッリ
コレッリは合奏協奏曲というジャンルで最も広く影響を与えた大作曲家である。
コレッリが59歳で亡くなった翌年、彼が残した12曲からなる合奏協奏曲集作品6が出版されている。
NHK-FM(東京) 『合奏協奏曲の魅力 - 古楽の楽しみ - NHK』 2024/9/5放送
ヘンデル
合奏協奏曲集
- 6つの合奏協奏曲集 作品3
- 12の合奏協奏曲集 作品6
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