［歴史②］世界史

アルベニス

アルベニス

アルベニスの生涯・経歴

アルベニス（1860-1909）はスペインの作曲家・ピアニストである。

小学館 『日本大百科全書』

4歳でデビューしたといわれるほどの神童で、8歳から演奏旅行を始めた。冒険を好み、12歳のときには1人で中南米に密航するなど放浪の一生を送った。

小学館 『日本大百科全書』

1893年、ロンドンからパリへ活躍の舞台を移し、ドビュッシーやラヴェルなどのフランス近代音楽に強い影響を与えた。

小学館 『日本大百科全書』

他の音楽家との関係

セヴラック

セヴラックはアルベニスの助手を務めるとともにその個人指導を受けた。その際、アルベニスの未完の絶筆「ナバーラ」を補筆している。

デオダ・ド・セヴラック - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/デオダ・ド・セヴラック

アルベニスの作品

作風

アルベニスは自国スペインの民族音楽の特徴をフランス印象主義の手法と融合させ、美しいピアノ曲を次々と生み出した。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ 特集 冬のぽかぽかクラシック(2)』 2024/1/23放送

ピアノ曲

アルベニスの本領は歌劇や歌曲よりもピアノ曲にあり、代表作に「スペイン組曲」（1886）、「旅の思い出」（1887）、「イベリア組曲」全4巻（1906～08）がある。とくに「イベリア」は高度な演奏技巧、ギターやカスタネットの模倣など大胆な効果を駆使した傑作である。

小学館 『日本大百科全書』

スペイン組曲 作品47

アルベニスの初期の作品で、アルベニスの数ある作品の中でも非常に人気の高い作品の1つ。
8曲からなる。天才ピアニストだったアルベニスが演奏旅行で訪れたスペインの各地域の舞曲のリズムがそれぞれの曲に用いられている。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ 特集 冬のぽかぽかクラシック(2)』 2024/1/23放送

スペインの歌 作品232

ピアノ独奏曲。5つの曲からなり、スペインの伝統的な音楽の特徴を生かした作品である。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ アルベニスのスペインの歌 他』 2022/10/12放送