[歴史②]世界史

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ラロ


ラロ

ラロの生涯・経歴

ラロ(1823-1892)はスペイン系のフランスの作曲家である。

小学館 『日本大百科全書』

長い無名時代を経て、1870年代にようやくその名を広める機会に恵まれる。 1874年に名ヴァイオリニスト、サラサーテの独奏で「ヴァイオリン協奏曲第1番」を初演し、 翌年、同じくサラサーテのヴァイオリン独奏で初演された「スペイン交響曲」の成功で、ラロは作曲家としての地位を揺るぎないものとした。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ドビュッシーの二つのアラベスク 他』 2022/10/24放送

ラロの作品

協奏曲
ヴァイオリン協奏曲

スペイン交響

この曲の楽器編成は独奏ヴァイオリンと管弦楽、 つまりヴァイオリン協奏曲の形式で書かれている。1つの楽章で構成されていて、タイトルが示すようにスペイン風の情緒に彩られた作品である。
ラロが「スペイン交響曲」を発表してからほどなくしてパリではスペインのセビリアを舞台にしたビゼーの歌劇「カルメン」が初演された。この後、フランスではスペインの異国情緒を取り入れた音楽の人気が高まるが、ラロの作品はその先駆けと言えるかもしれない。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ドビュッシーの二つのアラベスク 他』 2022/10/24放送



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