舞曲―フォリア
フォリアとは
フォリアの定義・意味など
フォリアとは、イベリア半島で生まれたとされる3拍子系の舞曲で、8小節の決まった和声の進行に基づいて即興的な変奏を繰り広げる。しばしば非常に技巧的で、情熱的な変奏あるいは即興演奏になる。
NHK-FM(東京) 『合奏協奏曲の魅力 - 古楽の楽しみ - NHK』 2024/9/5放送。小学館 『日本大百科全書』
フォリアの歴史
コレッリ、サリエリ、リスト、ラフマニノフなど多くの作曲家がフォリアの旋律に魅せられ、作品に取り入れてきた。
具体例
コレッリ
コレッリの「バイオリン・ソナタ 作品5」の最後の曲第12番「ラ・フォリア」がよく知られている。
フォリア - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/フォリア
サリエリ
サリエリもこのフォリアを使い、管弦楽のための「スペインのフォリアによる26の変奏曲」を作曲している。
リスト
リストが50歳を過ぎた頃、ローマで作曲した「スペイン狂詩曲」はフォリアなどの旋律が華やかなピアノのテクニックで彩られている。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ラフマニノフのピアノ協奏曲 第3番 他』 2022/10/13放送
ラフマニノフ
ラフマニノフの「コレッリの主題による変奏曲」はコレッリが「バイオリン・ソナタ 作品5第12番「ラ・フォリア」」の中で用いたフォリアの旋律を主題に作曲した変奏曲である。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ドボルザークの交響曲第9番「新世界から」』 2023/6/15放送
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