[歴史②]世界史

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ディヴェルティメント


ディヴェルティメントとは

ディヴェルティメントの定義・意味など

ディヴェルティメントとは、18世紀後半、特にオーストリアで流行した多楽章の室内楽曲をいう。

岩波書店 『広辞苑 第六版』

嬉遊曲、嬉び遊ぶ曲と訳された時代もあった。

NHK-FM(東京) 『モーツァルト ディヴェルティメントK.136〜138 - 音楽の泉 - NHK』 2023/5/21放送

ディヴェルティメントと関係する概念

類似概念・類義語
セレナード

ディヴェルティメントは構造的にはセレナーデに類似し、モーツァルトの時代ではディヴェルティメントとセレナードには区別はなかった。

岩波書店 『広辞苑 第六版』。NHK-FM(東京) 『モーツァルト ディヴェルティメントK.136〜138 - 音楽の泉 - NHK』 2023/5/21放送

ディヴェルティメントの位置づけ

ディヴェルティメントは楽章の数も楽器編成も色々であるが、主に夕方に演奏されるお楽しみの音楽で、特定の機会、儀式、お祝い事のための音楽であった。家族や仲間と楽しむための室内楽ともいえる。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ベートーベン交響曲第6番「田園」 他』 2022/10/18放送

ディヴェルティメントの歴史

18世紀のハイドンモーツァルトがその代表的作曲家である。

岩波書店 『広辞苑 第六版』

モーツァルトの時代には宮廷や貴族の家で行われるパーティーや式典などのBGMとしてもしばしば演奏された。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ マーラー交響曲第4番』 2023/1/19放送

19世紀にはいったん廃れたが、20世紀に復活し、バルトークらによって作品が残されている。

ディヴェルティメント - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ディヴェルティメント



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