[歴史②]世界史

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舞曲―ワルツ(円舞曲)


ワルツとは

ワルツの定義・意味など

ワルツとは、一般的には3拍子のテンポの良い淡々とした舞曲、またはその舞踊をいう。

小学館 『日本大百科全書』。ワルツ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ワルツ

ワルツの別名・別称・通称など

円舞曲

ワルツは円舞曲とも訳される。

ワルツの特色・特徴

舞踊の特色は、男女が抱き合うように組み、重心を波状に移動させながら円を描いて踊る点にある。

小学館 『日本大百科全書』

また、民族音楽の特色を持つポロネーズやマズルカに対して、ワルツは宮廷や上流階級の人々の間で親しまれ、優雅で洗練された雰囲気を持っている。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ドボルザークスラブ舞曲作品72』 2023/10/3放送

ワルツの歴史

ウィンナー・ワルツ
ヨーゼフ・ランナー、ヨハン・シュトラウス父子

ワルツはドイツ・オーストリアの民間舞曲から起こり、19世紀にウィンナー・ワルツとして洗練。ヨーゼフ・ランナーやヨハン・シュトラウス父子の曲が有名である。

岩波書店 『広辞苑 第六版』

演奏会用ワルツ
ショパン

ショパンのピアノ曲のように演奏会用(舞踊に用いない器楽曲)の作品も多い。

岩波書店 『広辞苑 第六版』。三省堂 『スーパー大辞林』

バレエ、オペラ、オペレッタにおけるワルツ

ワルツはバレエやオペラおよびオペレッタにも数多く用いられている。

小学館 『日本大百科全書』

バレエ

バレエではドリーブの「コッペリア」「シルビア」、チャイコフスキーの三大バレエなどのワルツが有名である。

小学館 『日本大百科全書』

オペラ

オペラではグノーの「ファウスト」、ヨハン・シュトラウスの「ばらの騎士」などのワルツが有名である。

小学館 『日本大百科全書』

オペレッタ

オペレッタでも、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」にみられるように、ワルツ調の歌が数多くつくられた。

小学館 『日本大百科全書』



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