東欧―ヤナーチェク
ヤナーチェク
ヤナーチェクの生涯・経歴
ヤナーチェク(1854-1928)は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したチェコスロバキの作曲家である。
小学館 『日本大百科全書』。NHK-FM(東京) 『フェデリコ・アゴスティーニ バイオリン・ソナタを弾く - ベストオブクラシック』 2022/4/28放送
1854年に現在のチェコ東部にあたるモラヴィア地方で生まれた。
モラヴィア地方の民謡に強い関心を持ち、生涯にわたって研究を続けた。
NHK-FM(東京) 『フェデリコ・アゴスティーニ バイオリン・ソナタを弾く - ベストオブクラシック』 2022/4/28放送
ヤナーチェクの作品
作風
作風としては、若いころから強い関心を抱いていたモラヴィア民謡の研究成果に基づいて、民族的要素を単に異国趣味的装飾としてではなく、西欧近代音楽の語法と融合し発展させた点できわめて独創的なものをもっている。民謡の旋律や言葉の抑揚を作品に取り入れるなど独自の作風で知られている。
作品はほとんどすべての分野にわたり、民謡編曲も多い。
重要なのは9つのオペラ。
小学館 『日本大百科全書』。NHK-FM(東京) 『フェデリコ・アゴスティーニ バイオリン・ソナタを弾く - ベストオブクラシック』 2022/4/28放送
室内楽曲
バイオリン・ソナタ
1914年60歳の頃作曲したと言われている。
現代音楽を思わせる自由な形式の4つの楽章で構成され、ヤナーチェクらしい民族色が色濃く現れた作品。
NHK-FM(東京) 『フェデリコ・アゴスティーニ バイオリン・ソナタを弾く - ベストオブクラシック』 2022/4/28放送
おとぎ話
チェロとピアノのために書かれた作品。
かねてよりロシアへの強い興味を抱いていたヤナーチクは19世紀前半のロシアの作家ジュコーフスキーの叙事詩「皇帝ベレンデイの物語」にインスピレーションを得てこの作品を作った。物語は若き王子イワンと美しいマリアとのラブロマンス。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ プロコフィエフのピーターとおおか』 2023/8/8放送
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