[歴史②]世界史

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ロシア国民楽派―ロシア5人組―バラキレフ


バラキレフ

バラキレフの生涯・経歴

バラキレフ(1837-1190)はロシアの作曲家である。

小学館 『日本大百科全書』

幼少よりピアノを学び、モーツァルト研究で知られた地主のもとで音楽への造詣を深めた。
1855年数学を専攻していたカザン大学を退学、ペテルブルグに出てグリンカに会い、音楽家としての志を固める。
1860年前後ムソルグスキーキュイらとロシア5人組を結成してその指導的役割を果たし、ロシア国民音楽の形成と普及に尽力した。

小学館 『日本大百科全書』

バラキレフの音楽史における位置づけ

ロシア国民楽派
ロシア5人組

ロシア5人組とは、ロシア国民楽派の代表的な作曲家集団で、1860~70年代にバラキレフを中心に集まったキュイムソルグスキーリムスキー・コルサコフボロディンの5人からなる。

岩波書店 『広辞苑 第六版』

取りまとめ役を務めたバラキレフはロシア5人組のなかで最も知名度が高い。

中川 右介 『クラシック音楽の歴史』 角川ソフィア文庫、2017年、195項。

他の音楽家との関係

グリンカ

バラキレフはバラキレフはロシア音楽の父と呼ばれるグリンカから直接教えを受けた。

NHK-FM(東京) 『ボロディン交響詩中央アジアの草原で」 - クラシックの庭 - NHK』 2024/8/29放送

バラキレフの作品

作風・音楽傾向など

バラキレフの残した作品は美しいメロディーによる親しみやすさが特徴である。
演奏家としてもベルリオーズシューマンリストなど初期ロマン派の作品を数多く取り上げた。

NHK-FM(東京) 『ボロディン交響詩中央アジアの草原で」 - クラシックの庭 - NHK』 2024/8/29放送

ピアノ曲
東洋風幻想曲「イスラメイ」

バラキレフの代表作。

コーカサス地方を旅したバラキレフが旅の地で接した民族音楽に触発されて作曲したピアノ曲である。
演奏が難しい難曲として有名で、ピアノの名手だったバラキレフ本人も手に負えない部分があると語ったという。高度な演奏テクニックに彩られた華麗で爽快な作品。

NHK-FM(東京) 『ボロディン交響詩中央アジアの草原で」 - クラシックの庭 - NHK』 2024/8/29放送



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