［歴史②］世界史

モンポウ

モンポウ

モンポウの生涯・経歴

モンポウ（1893-1987）はスペインの作曲家である。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ　▽フォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」他』 2022/07/05放送

1893年にフランスと隣接するカタルーニャ地方の中心地バルセロナで生まれた。
1987年に94歳でこの世を去るまで2度の世界大戦に翻弄されて生涯バルセロナとパリを行き来した作曲家である。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ　▽フォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」他』 2022/07/05放送

少年時代からピアノに夢中で、16歳の頃にフォーレの演奏会を聞いて作曲家になることを決意し、独学で作曲を始めた。
そして、1911年、18歳の年、フォーレに学ぶべくパリへ向かうが、パリ音楽院で院長のフォーレを待つ間、臆病なモンポウは彼と会うことに怖けづき、その場から逃げ出してしまった。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ　▽フォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」他』 2022/07/05放送

結局、音楽院には入らず、個人的にレッスンを受け、1941年までパリで過ごした。
モンポウは内気な性格であったが、パリではプーランクなどと友人になった。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ ▽ストラヴィンスキーの「プルチネッラ」他』 2022/9/7放送

1914年に第一次世界大戦を避けてスペインに戻りバルセロナに定住した。

平凡社 『世界大百科事典』。フェデリコ・モンポウ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/フェデリコ・モンポウ

帰国後はバルセロナの音楽院で教壇に立ちながら、主にピアノのための作品を数多く作曲した。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ ▽ストラヴィンスキーの「プルチネッラ」他』 2022/9/7放送

モンポウの意義・評価

ピアノの詩人

モンポウは素朴で繊細な小品の数々を残し、ピアノの詩人とも呼ばれる。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ　▽フォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」他』 2022/07/05放送

モンポウの作品

ピアノ曲

内なる印象

この曲は9曲の小品からなる組曲で18歳から21歳の年に作られた。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ　▽フォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」他』 2022/07/05放送

ギター曲

モンポウはピアノ曲を数多く作曲したが、ギター曲もある。

コンポステラ組曲

スペインの名ギタリスト、セゴビアの依頼を受けて1962年に6曲からなるコンポステラ組曲を作曲した。

NHK-FM（東京） 『クラシックカフェ ▽ストラヴィンスキーの「プルチネッラ」他』 2022/9/7放送