クララ・シューマン
クララ・シューマン
クララ・シューマンの生涯・経歴
クララ・シューマン(1819-1896)は19世紀ドイツのピアニスト、作曲家で、作曲家ロベルト・シューマンの妻としても知られている。
クララ・シューマン - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/クララ・シューマン
1819年にライプツィヒで生まれた。後に夫となるロベルト・シューマンの9歳下である。
中川 右介 『クラシック音楽の歴史』 角川ソフィア文庫、2017年、135-136項。
9歳でピアニストとしてデビューし、10歳の時から作曲も始めている。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ シューマンの交響曲第1番「春」』 2023/2/28放送
他の音楽家との関係
メンデルスゾーン
クララ・シューマンはメンデルスゾーンと交流があった。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ サン・サーンスのピアノ協奏曲第2番』 2023/8/31放送
クララ・シューマンの作品
室内楽曲
ピアノとヴァイオリンのための3つのロマンス 作品22
1853年に作曲されたピアノとヴァイオリンのための作品で、当時の有名なヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒムに献呈された。
この年はシューマン夫妻がヨアヒム、そして20歳のブラームスと出会った年。クララは19世紀半ばのサロンで愛されたノクターンや無言歌のスタイル、夫シューマンの歌曲に想いを寄せながらこの曲を書いた。3つのロマンスまたは3つの小品という形式、タイトルは夫シューマン、そしてヨアヒム、ブラームスも愛していた。
NHK-FM(東京) 『音楽の泉 シューマンのピアノ五重奏曲』 2023/3/12放送
ピアノ協奏曲
ピアノ協奏曲 イ短調 作品7
3楽章構成の瑞々しい感性に溢れたピアノ協奏曲。この曲は1833年1月、クララが13歳の時に着手され、1835年に完成した。そして、この年の11月にライプツィヒ・ゲヴァントハウスで初演された。16歳になったクララ自身のピアノ、メンデルスゾーンの指揮で行われ、好評を博した。
この時ローベルト・シューマンは25歳で、すでにクララとの恋は始まっていた。このピアノ協奏曲が作曲された1933年頃から2人は結婚するかもしれないという予感がしていたと、のちにローベルトがクララへの手紙に記している。
NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ シューマンの交響曲第1番「春」』 2023/2/28放送
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