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ヨーゼフ・シュトラウス


ヨーゼフ・シュトラウス

ヨーゼフ・シュトラウスの生涯・経歴

ヨーゼフ・シュトラウス(1827-1870)はオーストリアの作曲家・指揮者である。

ヨーゼフ・シュトラウス - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ヨーゼフ・シュトラウス

ヨーゼフ・シュトラウスは1827年にウィーンで生まれた。
父は「ワルツの父」として知られるヨハン・シュトラウス1世で、兄は父と同名の「ワルツ王」の異名で知られるヨハン・シュトラウス2世ヨハン・シュトラウス1世の長男)である。

作曲家になるつもりはなく今のウィーン工科大学出身の建築技師、発明家であったが、多忙を極めて倒れた兄の代理でワルツを作曲したところ大成功を収め、音楽家になることに決めた。

繊細で独創的なワルツは兄を凌ぐ人気で才能は兄以上と言われ、兄もヨーゼフの才能を認めていた。

しかし、1870年に42歳で亡くなった。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ▽ブラームスの「弦楽六重奏曲 ト長調」他』 2022/07/27放送。NHK-FM(東京) 『音楽の泉 リヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」組曲』 2023/6/11放送

ヨーゼフ・シュトラウスの作品

作風・音楽傾向など

ヨーゼフ・シュトラウスの音楽的才能は「ワルツ王」の異名を取る兄に勝るとも劣らず、数多くの優れた作品を残している。

NHK-FM(東京) 『ホルスト組曲「惑星」 - クラシックの庭』 2024/10/29放送

ワルツ
ディナミーデン 作品173

この作品はウィーンの王宮舞踏会場で1865年に初演された。タイトルはある技師による造語で「目に見えない小さな物質が引き合う力」という意味。

NHK-FM(東京) 『音楽の泉 リヒャルト・シュトラウスの「ばらの騎士」組曲』 2023/6/11放送

天体の音楽 作品235

1868年に作曲。
当時、宇宙の調和と音楽の調和とを同一視する古代ギリシャの思想に注目が集まっていた。ヨーゼフ・シュトラウスはこのテーマに合う管弦楽曲を書くように依頼され、ウィーンの医学生たちが主催する舞踏会で初演された。この舞踏会のテーマとして掲げられたのが曲のタイトルでもある「天体の音楽」である。
初演が行われた舞踏会の会場は星を散りばめた青いシルクの布で飾り付けられていたという。夜空を思わせる会場に静かに響きわたる管楽器、寄り添うように奏でられるハープの音色、そして独特な浮遊感のあるウィンナーワルツのリズム。
初演は大成功で、この曲はヨーゼフ・シュトラウスの代表作となった。

NHK-FM(東京) 『ホルスト組曲「惑星」 - クラシックの庭』 2024/10/29放送

ポルカ
とんぼ

1866年に作曲された。この頃、オーストリアはプロイセンとの戦争に負けたばかりであったが、自然に題材を取ったこの曲の穏やかな音楽は、人々の沈んだ心を慰めたと言われている。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ▽ブラームスの「弦楽六重奏曲 ト長調」他』 2022/07/27放送

かじ屋のポルカ 作品269

ライトクラシック。
金庫の製造会社が火事にも強い耐火性の金庫2万個を作ったことを記念して開いた舞踏会のために作曲された。
金床の音が愉快に鳴り響くポルカ。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ 特集 冬のぽかぽかクラシック(4)』 2024/1/25放送



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