[歴史②]世界史

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シュポーア


シュポーア

シュポーアの生涯・経歴

シュポーア(1784-1859)は19世紀ドイツの作曲家、ヴァイオリニスト、指揮者である。ヴァイオリニストとしても名高い。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ 特集 冬のぽかぽかクラシック(3)』 2022/12/21放送

シュポーアはベートーヴェンよりも14歳年下で同じ時代に活躍した。

ヴァイオリニスト、指揮者でもあったことから、やがてベートーヴェンと知り合い、彼の作品の演奏に係るなど親しい交流があったことも伝えられている。

1806年、26歳の年に優れたハープ奏者だったドレッテと結婚した。ドレッテのために数々のハープとヴァイオリンの作品を作曲し、夫婦でヨーロッパ各地に演奏旅行に出かけて人気を博した。
夫婦の演奏活動は数年で終わりを迎えるが、その後もドレッテは子育てに専念するなど家庭を支え、夫に寄り添ったという。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ▽モーツァルトピアノ協奏曲第12番 他』 2022/06/24放送。NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ 特集 冬のぽかぽかクラシック(3)』 2022/12/21放送

シュポーアの音楽史における位置づけ

前期ロマン派

シュポーアの意義・評価・解釈

ハープ

当時、ハープが独奏楽器として用いられた作品はまだ大変少なく、ハープのための作品といえば、シュポーアが生まれる前、1778年にモーツァルトが作曲した「フルートとハープのための協奏曲」があるが、これもフルートを演奏する父とハープの上手な娘が一緒に演奏できるよう依頼された、かなり特殊なものだった。

そんな中、シュポーアはハープの持つ魅力を存分に活かした作品をドレッテのために作曲し、ハープの独奏楽器としての可能性を示してハープのレパートリーを広げることに大きく貢献した。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ ▽モーツァルトピアノ協奏曲第12番 他』 2022/06/24放送

シュポーアの作品

室内楽曲
ヴァイオリンとハープのための曲

ヴァイオリンとハープのためのソナタ 変ロ長調 作品16

3楽章からなり、ヴァイオリンとハープの優雅で華やかな魅力を余すことなく伝える作品。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ 特集 冬のぽかぽかクラシック(3)』 2022/12/21放送



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