ユーラシア大陸―中央ユーラシア(内陸アジア・広義の中央アジア)―分類―草原地帯―騎馬遊牧民
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騎馬遊牧民とは
騎馬遊牧民の定義・意味など
騎馬遊牧民とは、騎馬の技術に優れ、機動性に富んだ軍事力を備えた遊牧民をいう。
『世界史用語集』 山川出版社、2014年、53頁。
騎馬遊牧民の位置づけ・体系(上位概念等)
中央ユーラシアの草原地帯
中央ユーラシアは、砂漠と草原の乾燥地帯と、比較的水資源に恵まれたオアシス農耕地帯に大別される。
草原地帯では遊牧民(→騎馬遊牧民・遊牧国家)が、オアシス地帯では農耕民と商業民(→オアシス都市国家)が主に活動した。
『世界史用語集』 山川出版社、2014年、53頁。
騎馬遊牧民の分布・位置
草原の道
天山山脈とシルダリヤ川とを結ぶ線の北方には草原地帯が連なっている。
具体的には、東から西へ、モンゴル高原、ジュンガル盆地の南北辺、カザフ高原、アラル海・カスピ海北方のカザフスタン、黒海北方の南ロシア草原にわたる。
草原地帯は「草原の道」として騎馬遊牧民の世界であった。
参考:護雅夫・岡田英弘編 『民族の世界史4 中央ユーラシアの世界』 山川出版社、1990年、まえがき。
騎馬遊牧民の意義・評価・解釈
遊牧国家
騎馬遊牧民は遊牧国家を建て、中央ユーラシアのオアシス地帯の定住農耕民(→オアシス都市国家)に脅威を与えた。
参考:『世界史用語集』 山川出版社、2014年、53頁。
騎馬遊牧民の具体例
騎馬遊牧民はスキタイや匈奴に始まり、柔然・突厥・ウイグル・モンゴルなどが代表的である。
参考:『世界史用語集』 山川出版社、2014年、53頁。
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