[歴史②]世界史

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国際連合―機関―主要機関―安全保障理事会


安全保障理事会とは

安全保障理事会の定義・意味など

安全保障理事会(あんぜんほしょうりじかい)とは、国際連合の主要6機関のうち、国際紛争解決のために経済制裁等の非軍事的強制措置と軍事的強制措置を決定する強力な権限を与えられた機関をいう。

参考:『詳説 世界史』 山川出版、2019年、372頁。

安全保障理事会の別名・別称・通称など

安保理

安全保障理事会は安保理(あんぽり)と略称される。

安全保障理事会の構成

常任理事国非常任理事国

安全保障理事会は拒否権を有する常任理事国の5カ国(アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国)と非常任理事国10カ国の15カ国で構成される。

安全保障理事会の目的・役割・意義・機能・作用など

国際連盟が枢軸国の軍事行動を抑えられなかった反省から、集団安全保障理念の実効性を確保するために、主要国間の協調が重視され、国際連合総会に優越する安全保障理事会が設けられて常任理事国の5大国に拒否権が与えられた。

『新詳 世界史B』 帝国書院、2021年、287頁。

安全保障理事会の位置づけ・体系(上位概念等)

安全保障理事会は国際連合の主要6機関のうちの一つである。

なお、国際連合の主要6機関は次の通り。



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