[歴史②]世界史

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ギリシア正教圏の形成―ギリシア正教会―ロシア正教会


ロシア正教会とは

ロシア正教会の定義・意味など

ロシア正教会ロシアせいきょうかい)とは、東方正教会ギリシア正教会)に属するロシアの正教会をいう。

参考:岩波書店 『広辞苑 第六版』

ロシア正教会の歴史

ウラディミル1世

ロシア正教会は、989年にキエフ公国のウラディミル1世がギリシア正教に改宗して国教としたことから始まる。

参考:岩波書店 『広辞苑 第六版』

民族大移動―第2次民族大移動(ノルマン人の活動)―キエフ公国

イヴァン3世

14世紀にモンゴルの侵攻を受けて荒廃したキエフから主教座がモスクワに移された。

『世界史用語集』 山川出版社、2014年、95頁。

これによってロシア正教会の基礎が築かれたことになる。

ギリシア正教 http://www.y-history.net/appendix/wh0602-006.html

そして、15世紀になると、モンゴルの支配下でロシア諸公国の徴税を委ねられ、内陸河川交通路の交易拠点をにぎったモスクワ大公国が商業都市モスクワを中心として急速に勢力を伸ばした。
15世紀後半、大公イヴァン3世はビザンツ最後の皇帝の姪ソフィアと結婚し、ビザンツ帝国の後継者として皇帝(ツァーリ)を自称した。
以後、モスクワは「第3のローマ」と称されギリシア正教圏の中心となり、後のロシア帝国の基礎が築かれた。

『新詳 世界史B』 帝国書院、2021年、112頁。『詳説 世界史』 山川出版、2019年、135頁。

1589年にはモスクワが大主教座から総主教座に昇格した。これがロシア正教会の成立である。

ギリシア正教 http://www.y-history.net/appendix/wh0602-006.html



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