［歴史②］世界史

西部戦線

西部戦線とは

西部戦線の定義・意味など

西部戦線とは、複数の戦線が存在する大規模な戦争において、西に位置する戦線をいう。

西部戦線 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/西部戦線

第二次世界大戦における西部戦線

第二次世界大戦における西部戦線は、第二次世界大戦におけるヨーロッパ戦線のうち、ドイツおよびその西方に位置するフランス、オランダ、ルクセンブルク、ベルギー、デンマークなどにおける、イギリス・フランス・アメリカ合衆国などの西側諸国と、ナチス・ドイツをはじめとする枢軸国の間で行われた一連の戦闘を指す。

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経緯・経過

ポーランドに対する作戦を完了したヒトラーは、西欧諸国に和平提案を行ったが、イギリスとフランスがこれを拒否したため、1940年春を待って西部戦線で攻撃を開始することを決定した。

『チャート式シリーズ 新世界史』 数研出版、2014年、440頁。

ドイツ軍は1940年4月デンマーク・ノルウェーに、5月オランダ・ベルギー・ルクセンブルクに侵入した。

『詳説 世界史』 山川出版、2019年、364頁。『チャート式シリーズ 新世界史』 数研出版、2014年、440頁。

なお、ドイツ軍に占領されたオランダでは、亡命政府がイギリスから国民に抵抗を呼びかけた。

『世界各国便覧』 山川出版社、2009年、135頁。

ドイツ軍はさらにフランスに侵攻して6月パリを占領した（→パリ占領）。

『詳説 世界史』 山川出版、2019年、364頁。

北ヨーロッパからフランスに至る広大な地域を占領したヒトラーは、次にイギリス上陸作戦をもくろみ、まず制空権を握るために、1940年の夏から秋にかけてイギリス本土への大規模な空襲を試みた（→イギリス本土上陸作戦）。

『チャート式シリーズ 新世界史』 数研出版、2014年、441頁。