[歴史②]世界史

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標題音楽


標題音楽とは

標題音楽の定義・意味など

標題音楽(ひょうだいおんがく)とは、その曲が表現しようとするものを暗示する標題が付けられ、ある特定の風景(自然や絵画)や物語などを聞いた人に思い起こさせる音楽をいう。

小学館 『日本大百科全書』ほか。NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ レーガーの「ベックリンの絵による音詩」』 2023/3/1放送

標題音楽と関係する概念

反対概念・対概念
絶対音楽

標題音楽の反対語は絶対音楽で、両者の区別は19世紀に成立した。
ただし、バロック時代にも標題音楽の手法を取り入れた作品は少なくない。

小学館 『日本大百科全書』

標題音楽から派生する概念
交響詩

リストベルリオーズが提唱した標題音楽をさらに発展させて交響詩というジャンルを創設した。

中川 右介 『クラシック音楽の歴史』 角川ソフィア文庫、2017年、150項。

標題音楽の歴史

バロック音楽
ヴィヴァルディ

バイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」作品8の「四季」

ロマン主義音楽
ベルリオーズ

幻想交響曲 作品14

ベルリオーズが1830年に作曲した最初の交響曲「幻想交響曲 作品14」はロマン主義音楽の決定的な幕開けとなるとともに標題音楽という新しいジャンルを確立した。

NHK-FM(東京) 『クラシックカフェ 特集 音がつむぐものがたり(2)』 2023/11/7放送



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